2015年08月

平成27年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)第42回全国高等学校空手道選手権大会 結果報告
男子個人組手 菅原 元気(3年)
1回戦 シード
2回戦 対 弘前南高校(青森)中畑 憧 選手 5-1 勝
3回戦 対 横浜総額館高校(神奈川)宇野 勇気 選手 3-5 負
男子個人形 笹原 渉平(2年)
1回戦 対 如水館(広島) 安達 智也 選手 5-0 勝
2回戦 対 県立関(岐阜) 福井 新大 選手 1-4 負
男子団体組手
後藤大和(2年)菅原元気(3年)藤井壮梧(3年)
本間亮人(2年)叶内史也(3年)長坂凜大(3年)
池田丈一郎(2年)
1回戦 シード
2回戦 対 松商学園(長野) 1-3 負
【戦評】文責:顧問(大会監督)山村伸行
「現在のチーム立ち上げの時に,全国で勝負するチームになりたい,全国で勝負するにはフィジカルの強化と経験を積むことが大切だと考えてスタートしました。その集大成としてインターハイに臨みましたが,東北の選手は全国の選手と比較すると体の厚みがひと回り薄いようでした。パワー不足が組手でも形でも明白でした。
男子個人形の笹原選手は,今まで以上の正確な形を打ち,かつパワフルで極めのある技を繰り出せるように稽古が必要です。ミニ国体も山形県代表として出場するので,今回の反省を生かして是非本国体の出場権を獲得してほしいと思います。
男子個人組手の菅原選手は抜群の切れ味とスピードで試合前半は縦横無尽の戦いぶりですが,後半スタミナ(体力・戦術とも)が切れて苦しい展開となってしましました。3回戦の横浜創学館・宇野選手との試合はもう少し粘れる内容でした。菅原選手もミニ国体に出場しますので,もう一度心とカラダのコンディションを整えてチャレンジしてほしいものです。
男子団体組手では,普段の稽古で指摘している部分が大舞台で出てしまい,苦しい試合展開となってしまいました。団体戦はチームの総合力を試される場であって,選手一人ひとりの役割を全員で共有して戦わなければならないと痛感しました。また,ジャッジも含めて流れを構築していく力が必要だと切に感じました。大将戦まで粘り強く最後まであきらめない戦いぶりは大変立派でした。
3年生にとっては最後のインターハイ,試合後は涙が止まらなくなっていましたが,特に2年生の落ち込みようは大きなものでした。3年生と一緒のチームでどうしても勝ちたかったのだと思います。今年の3年生は女子の紗都さん,控えで頑張った凛大君を含めて大変よいチームでした。このチームをどうしても勝たせたかったという想いは強く残りますが,結果は結果で受け入れて,その想いを新チームに託したいと思います。
試合後アップ会場で,いつも仲良くしていただいた東北学院高校の3年生と一緒にスナップ撮影しました。こういった形で学校の垣根を越えてたくさんの仲間ができたことが,3年間多くのことを犠牲にしながらも最大限の努力をした彼らにとって最大の収穫かもしれません。」
続いて『夏季強化練習の様子』
OBの叶内先輩に加え、東北学院大学3年のOG仙台丈子先輩、東北福祉大学3年OG遠田ゆかり先輩も来校し,選手たちに差し入れをいただきました。










「入賞する事ができたのも支えてくださっている皆様のご指導のお陰です。
感謝と謙虚を忘れずに精一杯頑張ります」
長谷川隆太
2015ShonaiKozo9月号掲載記事


庄内小僧さん、中村友樹さんありがとうございます










菅原洋和教頭訓示
「この夏は皆さんにとってどんな 夏だったでしょうか。今夏、世の中では様々なニュースがありましたが、その中で私が個人的に気になったのは「宇宙飛行士 油井亀美也さん」のニュースでした。何故なら、彼の出身大学が防衛大学校だったからです。本校からも卒業生が進学した学校であった為に、『彼らが学んだ環境と同じフィールドで育った方なんだなあ』と思ったものでした。本校OB/OGは社会で活躍している卒業生が大勢存在します。是非、皆さんにも大いなる夢を抱いて先輩方のように成長して欲しいと願っています。夏休み明けの後半戦、本日からスタートです、頑張って行きましょう。」